各校の探究学習取組紹介
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静岡県立稲取高等学校
学校概要
課程・学科 全日制 普通科
所在地 〒413-0411 賀茂郡東伊豆町稲取3012-2
TEL 0557-95-0175
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探究学習取組紹介

目指す生徒像 自らの将来を切り拓く力と、東伊豆地域の今と未来に主体的に関わり、地域社会に貢献できる人材
概要  校訓「誠(まこと)、愛(いつくしみ)、力(つとめる)」のもと、地域に根ざした高校として、それぞれの生徒が成長できる学校を目指しています。
 そのため、卒業までに、自己を律し、他者を大切にする人材の育成を目指し、具体的には以下の資質・能力を教育課程を通じて育成していきます。
<育てたい資質・能力>
 ・規律性:基本的生活習慣を確立し、社会のルールや他者との約束を守る誠実さ
 ・協調性:他者を認め、思いやり、誰とでも協働できる力    
 ・チャレンジ精神:得意なことだけでなく、苦手なことにも進んで取り組む力
 ・忍耐力:困難なことにも諦めずに、最後までやり抜く力
キーワード 地域課題、社会課題、SDGs、商品開発、フィールドワーク
外部連携先 東伊豆町役場、静岡大学、静岡県立大学等

特徴的な取組

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総合的な探究の時間「自己探究」3年間の探究的な学び
 総合的な探究の時間として各学年で「自己探究」(1単位)を設定している。1年生では、各班のテーマに沿ってフィールドワークや地域の方を招聘し、「地域を知る」をテーマに活動し、最終的には、地域の魅力を伝える成果物を製作し、発表する。2年生では、1年生の学びを生かし地元と他の地域と比較し、3年生は、自身の進路につなげる活動を行っている。
1年生 地域について知る、まとめる
 1年生では、地域や社会との関わり合いから東伊豆地域の魅力や課題を見つけ、今まで気が付かなかった地域の魅力を発信する取組を行っています。
 例えば、「雛のつるし飾り」とは雛祭りの時雛段の両脇に人形を飾る風習です。江戸時代から伝わる習わしで、子どもの幸せを祈り、親から子へ代々受け継がれてきました。この歴史を知り、伝えることの重要性を理解する取組です。
2年生 他地域の理解
 2年生では、12月に行われる修学旅行の事前学習、事後学習で長崎の魅力や平和学習、雲仙普賢岳災害と防災対策を学習します。自分の住んでいる地域に対して新しい視点を得ることができます。
3年生 地域の特色とその理解
 3年生は、食育をテーマに東伊豆町保健福祉センターと連携し、次世代を担う生徒たちの食に関する自己管理能力を高め、郷土の食の伝承を行っています。令和5年度は漁協婦人会による地域の郷土料理であるアジのさんが作り体験、地域で助産師として働く方による次世代を育む食育講座、県農業研究センターによる農業体験を実施しました。生徒はこれらの活動を通して郷土の食や健康に配慮した食事について学びを深めています。

取組の様子

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【10月26日】
地域の食材を使った伝統料理あじのさんが作りを、あじの手開きするところから体験しました。
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【06月19日】
 2年生の文理コースが、静岡県立大学に行き、大学生と地域活性化について考察しました。
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【06月15日】
農業技術研究所稲取農業研究センターで東伊豆町の特産品(特にカーネーション)についてお話を伺いました。