各校の探究学習取組紹介
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静岡県立掛川工業高等学校
学校概要
課程・学科 全日制 専門学科
所在地 〒436-0018 掛川市葵町15番1号
TEL 0537-22-7255
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探究学習取組紹介

目指す生徒像 中東遠唯一の工業高校として「ものづくり」を軸としたさまざまな教育活動を地域及び、産学官と連携することを通して、生徒の多様な進路に対応するとともに産業界の進歩発展に貢献しうる創造性豊かな技術者の育成を目指す。
概要 工業の見方・考え方を働かせ、実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通して、社会を支え産業の発展を担う職業人として必要な資質・能力を次のとおり育成することを目指す。
(1)工業の各分野について体系的・系統的に理解するとともに、相互に関連付けられた技術を身に付けるようにする。
(2)工業に関する課題を発見し、工業に携わる者として独創的に解決策を探究し、科学的な根拠に基づき創造的に解決する力を養う。
(3)課題を解決する力の向上を目指して自ら学び、工業の発展や社会貢献に主体的かつ協働的に取り組む態度を養う。
キーワード 企業連携、キャリア教育
外部連携先 ヤマハモーターパワープロダクツ株式会社、静岡県中小家畜研究センター 等

特徴的な取組

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掛川工業高校における産業界等と連携した課題研究の実践   ~ハイブリッドカートの更なる実用化に関する研究~
令和4年度からヤマハモーターパワープロダクツ株式会社と連携し課題研究を行い、これまでにハイブリッドカートやトレーラーのフレームを製作した。本年度は、今まで製作したものに一層の付加価値を与えること及び機械科における3年間の学習内容を活用して「学校の課題を解決しよう」をテーマに研究に取り組んだ。調査や検討を重ねた結果、グラウンドの砂塵対策が急務であるとの結論に至り、散水車を設計、製作した。
AIを用いた画像認識よる鶏のパンティング検出
近年夏の猛暑により、鶏の産卵率の低下やへい死が問題になっている。そこで、静岡県中小家畜研究センターと共同で、AIによる画像認識技術を用いて動画から鶏のパンティング状態を検出するシステムを制作した。鶏のくちばしを追跡して開閉状態を判別、一定時間開口が続いた場合にパンティングと判定することで、鶏を個体ごとに監視する機能を実現した。これにより、鶏の異変や危険な状況をいち早く知らせることが可能になった。